同紙によると、JALの日本行き国際線は11~12月の予約が緩和表明前の9月中旬時点と比べ3倍に増えた。一方、ANAでは年末年始の日本行き国際線の1日あたりの予約件数が緩和表明前の5倍となった。
日本行き国際線の予約件数が急増していることについて、JALの赤坂社長は「円安はものすごい追い風だ」と語った。また、同紙は「訪日消費は2023年春までにコロナ前の半分程度の水準に戻るとの見方もある」と指摘している。
日本は9月7日からすでにさまざまな入国制限を緩和している。例えば、日本が認めたワクチンを3回接種している場合、出国前検査が免除される。また、1日の入国者数の上限は2万人から5万人に引き上げられ、添乗員を伴わないツアーによる入国も可能となった。
しかしながら、個人旅行については緩和されず、航空券や宿泊先は旅行会社の手配が必要だった。11日からは、こうした個人旅行が解禁される。
関連ニュース