ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナの軍事、エネルギー、重要インフラへの攻撃は全て完了 ロシア国防省

11日モスクワ時間で13時すぎ(日本時間同日19時すぎ)、ロシア国防省は声明を表し、ウクライナの軍事管理、エネルギー施設を攻撃する目標は達成され、定められた全ての標的に攻撃が命中したことを明らかにした。
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ロシア国防省は、中央部ドニプロペトロウシク州ドニプロペトロウスクとパウロフラード付近にある、ウクライナ軍装備用の2か所の燃料貯蔵基地と、南部ミコライフ付近のウクライナ軍の複合施設「プリモリェ」をはじめとする5箇所の武器保管庫が破壊されたことを明らかにしている。
ロシアのプーチン大統領は前日10日、ウクライナの軍事、通信、エネルギー関連施設に対する集中攻撃を行ったと発表した。プーチン大統領は、ウクライナはこれまでロシア連邦領内でテロ行為を繰り返しており、その脅威レベルに合致した、厳しい対応を行うと明言していた。
ウクライナはこれまでにロシアのクルスク原子力発電所に対して3回のテロを実施した他、ロシアの電力施設やガス輸送インフラ、その他にも一連のテロを行ってきた。
プーチン大統領はまた、ザポリージャ(ザポロジエ)原子力発電所に対する攻撃を「原子力テロ行為」だと非難したほか、ロシア捜査委員会はクリミア大橋の爆破テロもウクライナ特務機関の仕業であった証拠をつかんでいる。
プーチン大統領は、ウクライナの行為は国際テロ組織に匹敵するとし、「この種の犯罪を対応せずに放っておくことは不可能」と明言している。
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