ウクライナ危機の解決に向けてマスク氏が露首脳と意見交わしたと米メディアが報道、マスク氏はこれを否定

米実業家のイーロン・マスク氏はウクライナ情勢の調停に向けてロシアのウラジーミル・プーチン大統領と意見交換を行ったと報じられる中、マスク氏はツイッターに投稿した中で報道の内容を否定した。
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マスク氏はツイッターのユーザーから、報道内容は事実かとの質問に対し、これを否定した。そしてプーチン大統領と意見を交わしたのは1度きりで、18ヶ月前のことだと明かした。また、その際は宇宙開発が話題だったと指摘した。別のユーザーから、プーチン大統領と電話会談し、和平交渉についての可能性を模索する気はないかとの質問に対しては「意味がない」、「ロシアとウクライナの要求には合意点が無い、それに近いものすらない」とコメントした。
ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ザポロジエ州、ヘルソン州のロシア連邦への編入
イーロン・マスク氏 ウクライナ東部はロシアを好むと発言
先に米国のニュースサイト「Vice」はマスク氏がプーチン大統領と意見を交わしたと報じた。
Viceは米国の著名な政治学者、イアン・ブレマー氏の発言として報じていた。ブレマー氏はこれについて、マスク氏本人から直接確認したと指摘している。
Viceによると、プーチン大統領はクリミアが引き続きロシア領であり続け、ウクライナが中立のステータスを維持し、さらにルガンスク人民共和国、ドネツク人民共和国、およびヘルソン州とザポロジエ州のロシア領編入をウクライナ側が認める場合にのみ停戦交渉に応じる用意があるとマスク氏に伝えたという。
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