ロシア外務省は「10月12日、在ロシア日本大使館に対し、ロシア国境から至近距離に位置する矢臼別演習場(北海道)における米国との合同軍事演習の枠内で行われた日本の自衛隊によるロケット砲システム『ハイマース(HIMARS)』の10月10日のテストを受け、断固とした抗議が表明された」と発表した。
またロシア外務省は、以前、演習場がつくられたとき、日本外務省はそのような長射程の多連装ロケット砲をテストするために演習場を使用する計画はないと発表したと強調した。
ロシア外務省はまた、その代表者が訓練場に入ることが許された日本のマスメディアが、「ウクライナにおけるロシアの侵略」と演習の実施を関連付けていることも当惑を引き起こすと強調した。
ロシア外務省は「行われた軍事演習をわが国の極東地域の安全保障上の脅威とみなし、そのような行動の即時停止を求める。日本側には、ロシアの軍事的脅威をブロックするために相応の対抗措置が不可避であると警告が行われた」と指摘した。
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