国際政治に本格的な変化 主導的な役割はアジア=プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領は13日、アジア相互協力信頼醸成措置会議のサミットで演説し、新たな勢力の中心が根を下ろすアジアこそが、多極的な国際秩序への移行において大きな役割を演じると明言した。
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プーチン大統領は、アジアにおいて上海協力機構、東南アジア諸国連合(ASEAN)、ユーラシア経済連合は主導的役割を演じていると指摘し、「そのすべてのプロセスにロシアも参加している」と付け加えた。
プーチン大統領はさらに、ロシアはアジアの発達と繁栄に賛成し、この目的で互恵的貿易と投資協力の広範囲に開かれた空間を創設すること、経済の様々な部門の協力関係を拡大、深化することを支持すると述べた。

「そして、もちろん、我々は他のアジア諸国とともに、国際法として認められている国連憲章の普遍的な原則に基づき、平等かつ不可分な安全保障システムの形成に全力を尽くしている」

アジア相互協力信頼醸成措置会議は、アジアにおける平和、安全保障、安定を目的とした協力深化のための国際フォーラム。正式加盟国は28カ国で、日本はオブザーバー参加国。
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