米国と台湾が新たな武器取引を準備 中国人専門家

米国の国防セクターに直接的な関係を持つ2つの議員団が台湾を訪問したことは、おそらく米国が台湾向けの新たな武器供給を準備していることを物語っている。中国の遼寧大学米国・東アジア研究院の呂超(リュ・チャオ)院長はスプートニク通信の取材にこう語った。
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リュー所長は、バイデン政権は現在、台湾問題に対する姿勢を公然と、一貫して硬化させていると指摘している。中国は、ペロシ下院議長を始めとする米国議員の台湾訪問が頻度を増している事実を懸念している。これは「一つの中国」の原則に対する重大な挑発であり、米中国交樹立に関する3つのコミュニケにも矛盾する。
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リュ―所長は、米議員団の頻繁な台湾訪問は台湾市民には利益をもたらさず、再び緊張が高まるだけだとして次のように語っている。

「米国防総省と台湾国防省間のいわゆる共謀はずいぶん前から存在しているため、新たな巧妙な手口を待つまでもない。米国はここのところ台湾に武器を売りつけようと準備しているため、頻繁に連絡を取り合う必要がある。いかなる場合も米国と台湾の公式人らが訪問、交流を行う場合、台湾海峡の安定と平和は損なわれ、緊張が高まるだけだ」

台湾の蔡英文総統は先日、台湾海峡における中国との武力対立は容認できないという声明を表している。
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