ロシア連邦安全保障会議と米国家安全保障会議の枠内における合同チーム「クレムリンーホワイトハウス」のロシア側責任者を務めるオレグ・フラモフ氏は今年4月、米国がサイバーセキュリティ問題に関するロシアとの通信チャネルを一方的に閉鎖したことを明かにした。フラモフ氏によると、1月にハッカー集団「REvil(レビル)」の活動が食い止められた翌月、両国の重要インフラ施設を破壊的な影響から保護するための共同対策の策定を開始する提案がホワイトハウスへ送られた。その前には、「クレムリンーホワイトハウス」の作業の一環として、「双方は両国の極めて重要な情報インフラ施設のリストを交換した」という。
ロシア南部ソチで13日、第3回情報セキュリティ国際会議が2日間の日程で開幕した。会議には、ロシア、ベラルーシ、ブラジル、インド、ヨルダン、カザフスタン、アラブ首長国連邦、レバノン、シリアなどから代表者が参加している。
会議では、国際的な安全保障分野における協力に向けた共通アプローチの作成、その発展のための戦略づくり、さまざまな国際プラットフォームやその他の問題に関する協力などがテーマとなっている。
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