プーチン大統領 2025年は「平和とナチズムとの闘争団結年」と宣言するようCISに提案 年末にもCIS首脳を招集

10月14日、プーチン大統領は、CIS諸国が2025年に戦勝80周年とともに、「平和とナチズムとの闘争団結の年」を宣言するよう提案した。プーチン大統領はこの声明をアスタナで開幕したCIS首脳会議の席上で表した。
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「2025年だが、大祖国戦争戦勝80周年と宣言し、また平和とナチズムとの団結闘争年とも宣言する可能性を討議するよう提案する」
これを宣言する理由としてプーチン大統領は、ソ連邦の民族がナチスのペストから人類を救出するために果たした偉大な功績を記憶から消そうとする諸国の試みが行われる中、戦勝80周年関連行事はナチズムとの闘争に明確なシグナルを送ることができると説明している。
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プーチン大統領は、CIS内で毎年テーマを定めるという案にロシアは賛同していると語った。現在、コンセンサスがとれているのは2024年のボランティア活動年、2026年の健康維持年。
CIS首脳らはアスタナのサミットでロシアのプーチン大統領の提案を支持し、CISにおける2025年を戦勝80周年とナチズムとの闘争団結の年と宣言した。
プーチン大統領はさらに、CIS諸国の全首脳を2022年末にサンクトペテルブルクで実施される非公式的な会合に招待した。
来年2023年のCISサミットは10月13日、キルギスの首都ビシケクで開催される。
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