ウクライナでの露特別軍事作戦

スペースX社、ウクライナでのスターリンク衛星サービスの支払いを拒否=CNN

米企業スペースX社は米国防総省にウクライナで衛星インターネットサービス「スターリンク」の料金を支払うことができなくなったことを通知した。CNNが報じた。
この記事をSputnikで読む
報道によると、現在までに、合計約2万個のスターリンク衛星がウクライナに移管された。
CNNによると、9月にテスラ社とスペースX社のCEOであるイーロン・マスク氏は米国防総省に書簡を送り、同社は「以前のようにスターリンクの仕事に資金を提供し続けることはできなくなった」と通知した。書簡には、ウクライナ政府と軍のためにスターリンクサービスの資金調達を引き継ぐように国防総省への要求も含まれていた。
書簡には、国防総省は今年末までに1億2000万ドル以上を割り当て、今後12か月でさらに4億ドルを割り当てる必要があると書かれていた。
イーロン・マスクのスターリンクが日本でサービス開始 ウクライナは落胆
これより前、イーロン・マスク氏はSNSで、スターリンクを展開するために8000万ドルを「ポケットマネー」から出したことを明らかにしていた。
米紙ワシントン・ポストは4月、スペースXのウクライナ支援について、同社は「慈善活動」だとしているが、米政府は密かにスペースXのウクライナ支援に金銭的サポートを行っていると報じた。
スペースXは2019年5月から衛星インターネットサービス「スターリンク」用の衛星を打ち上げており、現在、地球低軌道に約3000基の衛星がある。
関連ニュース
中国の駐米大使、イーロン・マスク氏の台湾をめぐる立場に感謝
イーロン・マスク氏 ウクライナ東部はロシアを好むと発言
コメント