円相場 1ドル=148円台後半まで値下がり、約32年ぶりの円安水準

14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=148円台後半まで値下がりし、1990年以来、約32年ぶりの円安水準を更新した。日本の各メディアが報じた。
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米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを続けるとの見方が強まり、日米の金利差がさらに拡大するという見方から円安が加速した。
共同通信の指摘によると、バブル景気終盤の円安局面だった1990年8月以来、約32年ぶりの円安ドル高水準。
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財務省の神田財務官は14日、米ワシントンで記者団の取材に応じ、「為替の過度な変動が、繰り返される時には、断固たる行動を取る用意がいつでもできている」と牽制した
一方、日銀の黒田総裁は14日、大規模な金融緩和を継続する姿勢を示したうえで、今、金利を引き上げる考えはないことを改めて強調した。
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