ペスコフ報道官は、今月初旬までに新たにロシアに編入されたドネツク・ルガンスク両人民共和国、へルソン・ザポロジエ両州の4地域について、ロシアの核兵器による保護範囲、いわゆる「核の傘」に入るかとの記者からの質問に次のように答えている。
「それら地域は最近編入されたわけだが、現在新領土の法、安全保障、経済、社会などあらゆるシステムの(ロシアへの)統合が進んでいる。これら地域はすべて分離できないロシアの一部であり、ロシアの他の地域と同レベルで安全保障、防衛が担保される」
一方、米国メディアはこのごろ、ロシアが毎年行っている核戦力の運用に関する演習について米国側に通告しなかったと報じている。これについてペスコフ報道官は、「そうした演習の通告、通知については制度化されたシステムがあり、国防省ルートで実行されている」とした。
関連ニュース