2022年11月の中間選挙では下院の全435議席、上院は3分の1にあたる34議席が改選される。マッカーシー議員はパンクボール・ニュース通信の取材に応じた中で、「人々は景気後退に陥り、ウクライナに対して(金額が)空欄の小切手に署名することはなくなる、彼らは単純にこれができなくなる」とコメントした。
またウクライナは重要だとしつつ、それと同時にそれだけが問題なのではなく、金額を記載せずに小切手を切ることはできないと警告した。
また、ジョー・バイデン大統領が国内問題の多くを解決していないとし、移民問題に取り組む必要性を指摘した。
先にブルームバーグ通信が発表した経済予測によると、米国では12ヶ月間に渡って景気後退が生じるという。ウクライナ支援を巡っては共和党と民主党の間で意見が分かれており、中間選挙ではその是非が問われている。ヒル通信によると、5月には上院で11人の共和党議員、下院では57人の共和党議員がウクライナに対する400億ドルの追加軍事支援に反対していた。 また、9月には共和党のローレン・ボーベルト下院議員(コロラド州)がウクライナへの追加軍事支援に反発し、米国はウクライナの「ATMではない」と表明していた。
関連ニュース