ウクライナ危機解決にはクリミアの譲歩が現実的=マスク氏

米国の実業家イーロン・マスク氏はクリミアの問題で妥協することがウクライナにおけるロシアと欧州の対立を解決する上で最も現実的であるとの見方を示した。ただし、その実現までには実に多くの犠牲が生じる可能性が高いとした。
この記事をSputnikで読む
マスク氏はツイッターへの投稿で、「妥協は恐らく最も確実な結果となるだろう、しかし問題はそれが起こるまでに実に多くの犠牲者と被害が生じることだ」と記した。
米国はなぜウクライナ紛争を終わらせたくないのか=米国人解説員
マスク氏の投稿は別のユーザーの投稿に対するコメントの形で行われた。そのユーザーはウクライナ危機が辿るシナリオとして、3つの可能性を指摘した。1つ目は終わりのない戦争、2つ目は核戦争、そして3つ目は妥協で、米国はクリミアが戻ることはないことをウクライナにわからせるというものだった。
先にマスク氏は軍港としても機能するクリミアはロシアの国家安全保障にとって極めて重要な意味を持つことから、ロシアがクリミアを失うことは、米国がハワイや真珠湾を失うことに等しいと指摘していた。
関連ニュース
イーロン・マスク氏 ツイッターの買収額440億ドルは「明らかに高すぎる」
マスク氏、ウクライナでのスターリンク運用 米国防総省への資金要請はもうしない
コメント