マイクロソフト、世界規模で約1000人を解雇へ

米国メディアは17日、IT大手「マイクロソフト(Microsoft Corp)」が約1000人の解雇に踏み切ると報じた。削減の対象は複数地域と複数部門のスタッフになるという。マイクロソフト社はこの報道が事実であると認めた。
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同社広報担当は、報道内容を認めると同時に、次のように述べた。

「すべての企業と同じように我々は定期的に事業優先順位を評価し、それに適した構造的修正を加えている。引き続き事業に投資し、来期は成長分野に従業員を増やす」

IT大手では人員削減が続くが、ついにマイクロソフト社も踏み切る。全世界の同社スタッフは22万1千人に上る。
スタッフ削減は主に米国経済停滞への懸念に起因する。今年初めと比較し、同社株価は 30%下落した。
IT業界ではインテル、アップル、オラクルなど大手が解雇計画を発表。これら企業は新社員雇用を先延ばしし、来期までに新たな分野に投資を行う。
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