ウクライナ、核兵器製造めぐり英国に接触か、「汚い爆弾」製造は最終段階=露国防省

ロシア軍の放射線・化学・生物学防護部隊を率いるイーゴリ・キリロフ中将は24日、ウクライナが核兵器製造をめぐり英国に接触した可能性を指摘した。また、ウクライナは放射性物質を含むいわゆる「汚い爆弾」についても準備を進めているという。
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「ウクライナの大統領府が核兵器製造技術取得の可能性についての問題で、英国の代表に接触したことを示す証拠を持っている」

キリロフ中将はこのように述べている。
一方、放射性物質をまき散らすいわゆる「汚い爆弾」の準備をウクライナ側が進めているとされる件については、「ウクライナの2機関が製造を引き受けており、すでに最終段階に入っている」と明かした。
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ウクライナは「汚い爆弾」の原料として利用できる放射性物質を所有しているとも指摘。現在稼働中の南ウクライナ、フメリニツカヤ、ロベンスカヤの3原発の計9つの使用済み核燃料プールには、最大1.5トンの濃縮ウラン(最大1.5パーセント)が保管されているという。
また、1986年の事故後に廃炉となったチェルノブイリ原発にも、ウラン238を含む燃料集合体が22000本保管されているほか、核爆弾製造に必要なウラン235とプルトニウム239も残されていると説明している。
「汚い爆弾」は放射性物質と爆薬を含んだ爆弾、装置の俗称。核爆発の効果による被害を目的とする核兵器と異なり、通常の爆発で放射性の汚染物質を拡散させるもの。露国防省によると、ウクライナで使用された場合、放射性物質は最大1500キロ離れた地点まで飛散する。その場合、国境を越えポーランドを「覆う」可能性もあるという。1991年の湾岸戦争で米軍がイラクで使用した対戦車劣化ウラン弾も広義の「汚い爆弾」に含まれるといえる。
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