魚を用いて地球を救う方法が見つかる

野生魚や魚の缶詰を食べることで温室効果ガスの排出量が減り、地球を救う手助けができる。ブルームバーグがスペインの化学エンジニア、グメルシンド・フェイホ氏を引用して報じた。
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ブルームバーグによると、魚には大量の動物性タンパク質やその他の栄養素が含まれており、それらは事実上、魚の缶詰にもほぼ完全に残っている。しかし、野生魚を捕まえて魚の缶詰を生産する際に排出される温室効果ガスは、肉を生産する際よりもはるかに少ない。主に漁船が燃やした燃料によって少量の二酸化炭素が排出される。世界の海洋漁業が世界の温室効果ガス総排出量に占める割合は、わずか4%。
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フェイホ氏は、肉の摂取からより頻繁な野生魚の摂取へ移行することで、実際に地球を救うことができるとの確信を示している。
「野生魚は、最小の二酸化炭素排出量で最大量のタンパク質を提供する。また魚の缶詰は安価で賞味期限が長いため、食品廃棄物が実質ゼロに等しい手頃な価格の製品となっている」
米イリノイ大学の学者らもフェイホ氏に同意している。学者らは、食品サプライチェーンは全世界の温室効果ガス排出量の少なくとも35%を占めているため、低炭素の食品を優先した食事に変えることで大気中への有害物質の排出量を大幅に削減できるという結論に達した。
先に、フランス南東部のグルノーブル市長が、環境問題を理由に、公立学校の食堂のメニューから肉と魚を除外し、ベジタリアンフードのみを提供することを決めたと報じられた。
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