中国による台湾の現状見直しは全世界の懸念を呼ぶもの=米国務長官

米国のアンソニー・ブリンケン国務長官は、米ワシントンのブルームバーグ主催のイベントで講演した中で、中国が台湾をめぐる現状維持路線を見直していることについて、全世界の懸念を呼ぶものだと述べた。
この記事をSputnikで読む
国務長官は、「中国が現状を根本的に変更しようとすることは許されない。これは米国や地域諸国のみならず、世界全体にとっての懸念材料である」と指摘した。
ブリンケン氏は、世界は台湾をめぐる危機を望んではいないとし、それは世界のコンテナ輸送の50%、また世界市場への半導体やマイクロチップの供給は台湾海峡の情勢安定に左右されるからだと述べた。
関連ニュース
【解説】ひろゆき氏炎上騒動で露呈 沖縄の火種を抱えたまま「次の戦争」に進む日本
台湾をめぐる対立、年内にエスカレートする可能性=米海軍作戦部長
コメント