ウクライナのEU早期加盟は誰の利益にもならない=仏首相

フランスのエリザベット・ボルヌ首相は、ウクライナのEU(欧州連合)加盟について、早期加盟は誰の利益にもならないとの考えを表明した。
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首相は、フランス議会で演説した中で、「EUは6月に全会一致で、ウクライナを加盟候補国とすることを認めた。しかし加盟への道は長く、困難なものになるだろう。早期加盟の手続きは、基準を緩和することにはならない。それはEUにも、ウクライナにも利益にはならない」と述べた。
EU総務理事会は6月に、EU加盟国がウクライナにEU加盟候補国のステイタスを付与することについて完全に合意に達したと発表していた。
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