ペスコフ大統領報道官、ウクライナとの合意が不可能な理由を説明

ロシアのぺスコフ大統領報道官は、ウクライナ情勢の解決に関する決定権はキエフではなくワシントンにあるため、キエフと何かについて話すことはもはや不可能だと表明した。
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ペスコフ氏は「決定権がワシントンにあるのは明白だ。たとえば、キエフと何かについて話すことは不可能だ。キエフにはウクライナの合法的な大統領のゼレンスキー氏がおり、同氏と何らかの合意に達することは可能ではあるが、3月の経験に基づくと、それらの合意は何の価値もない。なぜなら外部からの指図によってそれらは即座に取り消される可能性があるからだ」と述べた。
ペスコフ氏はまた、有識者会議「ヴァルダイ国際討論クラブ」の会合で行われたロシアのプーチン大統領の演説の重要性を指摘した。

「これは大統領の非常に重要なメッセージだ。非常に重要だ」

【視点】プーチン大統領は、世界における西側支配の時代は過ぎ去りつつあると述べた。西側はどのような反応を示す可能性があるか?
またペスコフ氏は、ロシアの立場を辛抱強く米国に伝え続ける必要性について語った。

「何かで成果をあげることができなかったり、何かがうまくいかないこともあるかもしれないが、われわれは誰かの従属国になることはできない。これは不可能だ。そしてこれこそがわれわれの利益を擁護するということの保証である」

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