これまでに少なくとも154人の死亡が確認され、約132人がけがをした。死者154人のうちに98 人が女性で、56人が男性です。日本人2人の死亡が確認された。死者の身元確認はパスポートの情報をもとに進められている。ただし、現時点において全ての死者の国籍が明らかになっているわけではない。
ソウル市は身元確認が困難な場合にはDNA検査により遺体の身元確認を進める用意を示している。
最新情報で負傷者は82人と報じられている。負傷者は36箇所の病院に搬送され、処置を受けている。
当時現場はハロウィンを祝う人々で賑わっており、約10万人が集まっていたとされる。事故は現地時間の29日22時22分頃から始まった。事故現場は狭い路地になっており、先へ進むにつれて下り坂になるほか、道幅も狭まっていくという。さらに、段差や凸凹道になっていることから、転倒しやすい隘路になっている。死者は10歳から30歳の若者が中心で、現在は遺体の身元確認が進められている。
この日は多くの市民が仮装をしており、道端で市民が倒れているのも、ハロウィン・イベントの一環だと勘違いする若者が多かった模様。
この事故を受け、日本の岸田文雄首相、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、米国のジョー・バイデン大統領、カナダのジャスティン・トルドー首相、EUのジョセップ・ボレル上級代表が哀悼の意を表した。
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、迅速な応急処置を当局に指示。また、欧州訪問中のオ・セフンソウル市長は帰国を決めたという。
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