研究チームは、テイクアウト用コーヒーのプラスチッ製カップを使ったいくつかの実験を行った。カップにお湯を注いで振ったところ、5分後には側面から剥がれ落ちたマイクロプラスチックの粒子最大1500個が容器に蓄積された。
剥がれ落ちた破片の大部分は50マイクロメートル未満で、人間の髪の毛の直径とほぼ同じだったという。人間の細胞に侵入して深刻な害を及ぼすおそれがあるのは、まさに最小のプラスチック粒子。
研究チームは、体内にマイクロプラスチック粒子が蓄積すると免疫システムに追加の負担がかかるため、使い捨てのプラスチック製カップでコーヒーを飲むことには十分注意する必要があるとの見方を示している。
オランダの研究チームは先に、食用肉とミルクにマイクロプラスチックが含まれていることを確認した。
関連ニュース