日本政府の「覆面為替介入」 10月は総額6兆3499億円 過去最大

日本の財務省は31日、直近1ヶ月で総額6兆3499億円の為替介入を実施したと公表した。記録開示が始まった1991年度以降、1ヶ月の買い介入としては過去最大規模となる。
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10月下旬、円安傾向から短時間で円高に振れる局面があったが、政府は為替介入の有無について公表していなかった。今回の公表で「覆面介入」を認めたことになる。
外国為替相場は21日に151円90銭台まで下落。その後は円安の進行は落ち着いており、31日午後7時点で1ドル=148円台半ばで推移している。
スプートニク通信ではこれより前、日銀が28日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和を維持すると決定したことを伝えた。日銀の黒田東彦総裁は会合後の記者会見で、最近の円安進行は日本経済にとって望ましくないとの考えを示し、また物価上昇率を2%に安定的に達成すべく、必要な時点まで金融緩和を継続すると述べた。
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