CANによると、現在中国で最も厳しい新型コロナ規制が導入されているのは武漢市。同市では80万人がすでに厳しい検疫下に置かれているという。当局は、武漢市で1週間にわたって1日あたり平均25人の新規感染者が確認されたのを受け、同市の住民80万人に10月30日まで自宅待機を命じた。武漢市当局はまた、感染者の1人が豚肉のサプライチェーンの関係者であることが判明したのを受け、市内の一部で豚肉の販売を禁止した。
中国で10月の「ゴールデンウィーク(黄金週間)」が終わった後、首都・北京でも新型コロナの感染者が増加し始めたが、北京は今のところロックダウンを回避することに成功している。CANによると、中国当局は感染者の増加を防ぐためにリスクグループの人たちのモニタリングと検査を至る所でより入念に行うよう求めている。
先にスプートニク通信は、ロシアのコウモリから発見されたウイルスを研究していた米ワシントン州立大学が、このウイルスが新型コロナウイルスと類似し、ヒトに感染させる能力があり、既存のワクチンに対して耐性があることを発見したと報じた。
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