イスラエル総選挙 サメが泳ぐ水槽でダイバーが投票

議会の総選挙が1日に行われているイスラエルで、南部エイラトの海中水族館のダイバーらが、サメが泳ぐ水槽の中に設置された投票箱に清き一票を投じた。イスラエル国営放送「Kan」が伝えている。
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「エイラトのミツバ海中公園のダイバーたちは、サメが泳ぐ水槽内に投票箱を設置し、毎日定例の潜水作業の際に投票しました」

放送ではこのように2人のダイバーが水中を泳ぐサメのすぐ近くで、投票用紙を手に写真撮影する様子が紹介されている。
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イスラエルの総選挙はこの3年半で5回目となる。少数政党が乱立し、安定した組閣ができないことが短期間で多くの総選挙を招いている。今回はネタニヤフ前首相率いる「リクード」などの野党勢力が、ラピド首相率いる連立与党「イェシュ・アティッド」を破り政権に返り咲くことができるかが焦点となっている。
投票は日本時間の2日午前5時まで行われ、その後大勢が判明する見通し。選挙当日は休日とされ、学校も授業はなく投票所として機能している。投票率を上げる狙いがあるのか、この日の公共交通機関は無料となっている。また、選挙当日はパレスチナのヨルダン川西岸地区、ガザ地区と境界を接する検問所を軍が封鎖。治安当局は18000人を導入して厳戒態勢を敷いているという。
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