記事では「民主党議員連合は24日、FRBの積極的な利上げに懸念を示し、金融引き締めの結果、雇用喪失が差し迫っていると警告した」と述べられている。
米下院議員10人は、パウエルFRB議長への書面の中で、FRBに対し、今後の経済予測や「驚くべきペースで」で利上げを継続する意向の確認、また今後数か月における家計への「打撃」を予期すべきかどうかのコメントなどを求めている。
さらに議員らは、FRBおよびパウエル議長が「何百万人もの働く米国人」の経済状況を「明らかに無視」していると非難した。
FRBは1日、2日間の連邦公開市場委員会(FOMC)を開始した。終了後に新たな利上げが決定されるとの見通し。FRBは年初から、インフレ率を2%という目標に近づけるため、一貫して利上げを続けてきた。FRBは、過去3回の会合で75bpの利上げを行った。米CMEグループによると、アナリストの95.1%が11月と同じく年率3.75~4%の利上げを予想している。
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