ロシア国境近くのNATO多国籍部隊、2月以降2.5倍に増加=ショイグ国防相

ロシアのショイグ国防相はベラルーシ・ロシア両国国防省合同参与会の会合で、 ロシア国境近くの北大西洋条約機構(NATO)の多国籍部隊は2月以降2.5倍に増加して3万人以上になり、さらに増える可能性があると表明した。多国籍部隊には欧州地域以外のNATO加盟国の部隊も含まれている。
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ショイグ氏は、6月末にスペインの首都マドリードで開かれたNATO首脳会議でNATOの新たな戦略概念が採択され、そこではロシア連邦が安全保障上の主な脅威源とみなされたことに言及した。

「これに関連して、NATOは『前方プレゼンスによるロシア封じ込め』から、ロシア国境近くの東側面での本格的な集団防衛システム構築へ移行する方針だ」

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