動画は先月29日、テネシー大学の「UTボランティアーズ」とケンタッキー大学の「ケンタッキー・ワイルドキャッツ」の試合中に撮影されたもの。テネシー大学のチアリーダーがパフォーマンスを披露しているのだが、そこには一人の男性警備員が立っている。
男性はダンススペースすれすれの場所を陣取っており、観客はダンスを邪魔されている状態。そこでチームのコーチが男性に駆け寄り、その場から退かせようとしたところ、男性はチアリーダーと一緒にダンスを踊り始めた。
しかし、ただ踊っただけではない。男性のダンスは現役のチアリーダーと遜色ないキレっぷりで、スタジアム中を大いに沸かせることに成功。動画は瞬く間に話題を呼び、現時点で1330万回以上の再生を記録している。
今回、警備員に扮してダンスを踊ったマイケル・ガリヤンさんは、実は高校時代にチアリーディングをしていた経験者。週刊誌「Newsweek」の取材で語ったところによると、ガリヤンさんは試合の1週間ほど前にテネシー大学の関係者から打診を受け、急遽ダンスの振り付けを覚えたとのこと。