米国 イランを国連女性の地位委員会から除外させる意向=ハリス副大統領

イランでは9月中旬、ヒジャブの被り方が適切ではなかったとの理由で警察に逮捕されたマフサ・アミニさん(22)が拘束時に死亡したことを受け、全土で警察を非難する抗議行動や騒動が続いている。カマラ・ハリス米副大統領は2日、米国は進行中の抗議行動に照らして、パートナー国と協力してイランを国連女性の地位委員会から除外する意向であると表明した。
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ホワイトハウスが発表したハリス氏による声明には、このように述べられている。

「イランは、女性の権利の否定と自国民への残忍な弾圧を通じて、この委員会の委員にふさわしくないことを実証した。このため、米国は本日、パートナー国とともに、イランを国連女性の地位委員会から除外する意向を表明する」

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米政府はイランの抗議行動を支援する一方、抗議者に対する暴力行為に関与したとされる者の責任を追及する意向だとハリス氏は付け加えた。
ワシントン・ポスト(WP)の報道によると、イラン当局は10月31日、抗議デモの参加者1000人以上の裁判が首都テヘランで公開形式で行われると発表した
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