米国と同盟国、ロシア産石油の価格上限について適用範囲など合意

米国とその同盟国は、ロシア産石油の価格上限の適用範囲について合意を固めた。ウォール・ストリート・ジャーナルが関係者の話をもとに伝えている。
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関係者によると「米国とその同盟国は、海上輸送のロシア産石油が価格上限の対象となるのは、同石油が初めて陸揚げされた場合であり、同じ石油が二次以降の購入者に渡る場合には上限の対象とならない」という
ロシア産石油価格の上限を設けるという案は、6月のG7(先進7か国)首脳会議の場で提唱された。12月から石油に対して、翌年2月から石油製品に対して価格上限が適用される。一方でガスについては合意にいたらなかった。
G7諸国とオーストラリアはこれより前、ロシア産石油に固定価格を設けることで合意した。
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