ドローンを開発したのは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究者ら。このドローンの翼は米粉でできていて、ビスケットに似ており、もちろん食べることができる。翼は長方形だが、正六角形のハニカム構造で形成されている。さらにこの翼は飛行中に損傷してしまうことがないようにゼラチンでしっかり接着され、フィルムで包まれている。この食用ドローンは、アクセスしにくい場所でも遭難者を発見することができ、その翼は、遭難者に食料を提供し、救助隊が到着するまでの1〜2日間を生存できるようにするものだという。
研究者らは現在、ドローンの構造に使われている非食用素材をできるだけ食用素材に置き換え、さらに水タンクを追加する作業を進めている。
スプートニクは以前、ドイツの研究者らが非常に小さな物体を操作するバクテリアサイズのレーザー誘導型ドローンを開発したと報じている。
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