フランス北部のダンケルクでは白のつなぎ服を着た40人近くの環境活動家らが人間の鎖を作り、工場へのアクセスを妨害した。
9月から10月にかけて多国籍企業トタルエナジーズ社の石油貯蔵庫でストライキが発生し、これにより国内のガソリンスタンドでは3店舗のうち1店舗でガソリン不足が生じている。会社側は過度の税金支払いを避けるため、9月1日から11月1日にかけてガソリン1リットル当たり20セントの割引を実施したことで、ガソリン不足の状況はさらに悪化している。
環境保護団体「グリーンピース」のフランス支部によると、トタルエナジーズ社が実際に排出しているCO2の量は会社側が公表しているデータの4倍に達するという。
エジプトでは11月6日から11月18日にかけてCOP27(第27回気候変動枠組条約締約国会議)が開催される。環境活動家らは果敢に各国が地球温暖化対策に取り組み、2015年のパリ協定で締結された義務を遵守するよう要求している。
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