ワリエワ選手はFSで158.42点を獲得し、ショートプログラム(SP)との合計241.72点で優勝した。2位はヴェロニカ・ヤメトワ選手(15、210.34点)。3位はクセニア・シニツィナ選手(18、207.55点)。
ワリエワ選手は、FSで4回転トウループに挑むも転倒。演技終了直後、ワリエワ選手は「悔しさから」地元ファンの前でさらに2回このジャンプに挑んだ。しかし、残念ながら2回とも転倒してしまった。
これについて、ワリエワ選手は「点数を引かれることはないから、やってもいいだろうと思った。ウォームアップで出来たし、モスクワ大会(編集部注:同シリーズ第1戦)よりも自信があった」と記者団に話した。「私は最終滑走だった。もちろん、最終滑走でなければやらなかった。コーチ陣を見て、やってみることにした。」
ワリエワ選手は、FSの演技について「100%ではなかった」と評価。「トウループを跳んでいたら、100%だった。この地で温かい思い出ができたことが一番の収穫です」と締めくくった。
同大会男子ではドミトリー・アリエフ選手(23)が逆転優勝。SP首位のアンドレイ・モザリョフ選手(19)は2位に終わった。また、ペアではエフゲニア・タラソワ/ウラジーミル・モロゾフ組がFSで世界最高得点を叩き出し優勝した。
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