ノルウェー王女「もう公務果たさない」 霊媒師との婚約騒動で

ノルウェー王位継承順位4位のマッタ・ルイーセ王女(51)は、これ以降自らが「王室を代表することはなく、公務も果たさない」と宣言した。米国人シャーマン(霊媒師)のデュレク・ベレット氏(47)との婚約以降、様々な風評や世論の怒りを招いたからだとしている。
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ノルウェー王室は、ルイ―セ王女の言葉を次のように伝えている。

「私と愛する人についての多くの問題が起こってから、私はこれ以上、王室としての公務を果たさないことに決めました」

婚約者のデュレク氏はペテン師で狂人とみなされ、6月の王女との婚約発表の際にも困惑の声が上がっていた。今回の決定は両親である国王・王妃夫妻と相談のうえ、決めたという。ルイ―セ王女にとっては「困難」なものになったが、王室の平穏を保つためには致し方なかったとしている。
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ルイーセ王女は今後も王女の地位は保持する。デュレク氏は結婚後も称号を得ることはないというが、家族の一員とはみなされる。
デュレク・ベレット氏(47)はシャーマンを自称している。デュレク氏のサイトによると、女優のニーナ・ドブレフやグウィネス・パルトロー、実業家のデイヴ・アスプリーら有名人も「患者」として受け入れているという。「施術」の際には「人々が自覚を持ち、確実に、調和して生きられるように、権力を人々のもとに戻している」と主張している。
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