この共同訓練は沖縄県・尖閣諸島周辺海域などでの有事を念頭に、海自と海保が連携をとれるようにする狙いがある。
政府は、防衛力の抜本的強化に向け、自衛隊に加え、海保の関連予算も大幅に増額し、双方の協力体制を整えることを目指している。訓練では、海保巡視船が相手国の法執行機関の船に対処中に、相手国の軍艦がミサイルを発射するなど、軍事行動に出てきた場合、海自護衛艦と前線を円滑に交代する流れなどを確認する。海保は避難する住民を輸送したり、漁船などの民間船の安全を確保したりする後方支援を主に担う見通し。
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