同紙によると、雨や雪が降るため攻勢と反撃のペースが落ちるという。大雨で未舗装の道が流され、戦車も通れなくなる可能性がある。したがって、戦闘車両を追跡、あるいはルートの予測がしやすくなり、敵側の大砲やドローンがそれを利用できるようになる。また、同紙は、冬は雪や氷でさらに困難な状況が発生すると伝えている。
森林地帯ではこの時期には木の葉がないため、ドローンから身を隠すことが難しくなる。また、冬になると雲が増え、上空からの偵察が困難になる。
また、このような状況では、弾薬の供給に時間がかかることも重要なポイントになる。
これよりも前、米国のリンダ・トーマス=グリーンフィールド国連大使は、「冬が近づくにつれ、我々はウクライナの家庭で暖房と電気を維持できるよう支援する必要があることを認識している」と述べ、米国が冬に備えるウクライナを支援し、ウクライナ政府に2500万ドル(約36億5900万円)を割り当てると報じられた。
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