ロシア外務省 穀物輸出合意には問題が残存

ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官は、ロシアは穀物輸出合意を延長するかどうかを決定する際、EUが国際市場へのロシアの生産物の参入を阻んでいる事実を考慮すると述べた。
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「穀物輸出合意のうち、ロシア側の参加の部分では未だに進展がないことを遺憾に思う...。EUはロシアの肥料や農産物の世界市場へのアクセスを妨害し続けている。穀物輸 出合意が延長される場合は、この点を考慮する」
ザハロワ報道官は、穀物輸出合意はパッケージ取引であり、この形式を国連のグテーレス事務総長自身が提案したことを指摘した。
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ザハロワ報道官はまた、ロシアはウクライナが穀物輸出合意の保証をミンスク合意よりもよりよく履行するよう期待すると述べた。
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