岸田首相は、「だいたい法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという地味な役職だ」と発言して批判を招いた葉梨法相を更迭し、後任に斎藤元農水相を起用する意向を固めた。松野官房長官は11日午後の記者会見で、葉梨氏が同日に辞表を提出したことを明らかにした。斎藤健氏は、東京大学経済学部卒業後に通商産業省(現・経済産業省)に入省。2009年に第45回衆議院議員総選挙において初当選。2015年に農林水産副大臣に就任。2017年に第三次安倍三次改造内閣において農林水産大臣に就任した。関連記事旧統一教会問題で辞任した山際前経再相、自民党新型コロナ対策本部長に就任