イエレン氏はロイター通信に対し、「インドおよびインドの民間石油会社は、欧米のサービスを利用せず、その代替手段を見つけさえすれば、好きな値段で石油を購入することが可能だ」と話した。
サービスとは保険、輸送、金融サービスを意味するとロイター通信は明記している。イエレン氏によれば、米国は、欧州がロシア産石油を購入しなくなれば、代わりとなる買い手を見つけるのは容易ではないと考えている。また、「多くのバイヤーが欧米のサービスには依存している」と付け加えた。
イエレン氏は、インド、中国、アフリカ諸国がロシアと原油価格について交渉することに米国は反対していないと指摘した。
G7(主要7カ国)とオーストラリアが合意したロシア産原油の上限価格設定は、12月5日の導入に向けて詳細を調整している。
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