マルカロワ氏はSNSに「本日、第27回国連気候変動会議の枠内で、ジョン・ケリー米国気候担当大統領特使とウクライナのゲルマン・ハルシチェンコ・エネルギー相が、ウクライナに小型モジュール式原子炉を建設するパイロットプロジェクトの開始について発表した」と投稿した。
マルカロワ氏によると、パイロットプロジェクトには、国際コンソーシアムのアルゴンヌ国立研究所、ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトム、ウクライナ国家安全保障防衛評議会、ウクライナ国立原子力放射線安全科学技術センターが参加している。
プロジェクトパートナーは、民間企業のクラーク・シード(Clark Seed)、斗山エナビリティ(Doosan Enerbility)、日揮(JGC Corporation)、フューエルセル・エナジー(FuelCell Energy)、株式会社IHI(IHI Corporation)、サムスン物産(Samsung C&T Corporation)、スターファイアエナジー(Starfire Energy)。
小型モジュール式原子炉は、原子力発電所に設置されている原子炉に比べて大きさと出力が小さく、大型の原子力発電所を建設できない場所に設置することが可能。
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