これより前、ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官は、ロシア側にはウクライナとの協議に対する前提条件はないが、ウクライナは善意を示す必要があると述べていた。
またロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は、ウクライナとの協議に関する質問に答え、ウクライナ政府および協議を調整する担当者は和平交渉を必要としていないとし、彼らの目的は破壊することであるとコメントした。
スカイニュースの報道によれば、ウォーレス大臣は、協議を「いつ、どのように」行うかはウクライナ自身が決めることだとし、ウクライナがロシアと協議を行いたいと思うかもしれないとの考えを示した。また大臣は、ウクライナが(軍事行動を)止めない理由はあるとは思えないとした上で、ロシアを過小評価してはならないと警告した。
一方、13日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、外交関係者からの情報を引用し、米国のジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談し、その中で協議における「現実的な」立場について考えるよう促したと報じている。
消息筋によれば、米国はウクライナに対し、協議実施に応じる用意を示すよう提案した。
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