11月初旬、イラン議会は多数決により、同国の司法当局に対し、暴徒に対する死刑を宣告するよう要求した。メディアの報道によると、テヘラン革命裁判所は13日、抗議デモ活動中に逮捕された人物に、政府の建物に放火したとして公共の秩序や平和を乱した罪などで初めて死刑判決を言い渡した。
ホワイトハウスが発表したサリバン氏の声明では「我々は、国民の尊厳と自由を組織的に侵害する政府に対して抗議するデモ参加者が、大量逮捕、偽装裁判、そして今回死刑判決を受けたという報道に深い懸念を抱いている」と述べられている。
また、サリバン氏は「米国は、世界中のパートナーや同盟国とともに、制裁措置などを通じて、これらの虐待行為に関与した者の責任を追求し続けていく」と強調した。
イランでは9月、ヒジャブの被り方が適切ではなかったとの理由で警察に逮捕されたマフサ・アミニさん(22)が拘束時に死亡したことを受け、警察を非難する抗議行動や騒動が続いている。公式の情報では、アミニさんは尋問の最中に心臓発作を起こしたとされている。
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