独ショルツ首相、G20での「ロシアの孤立」について共同議論の重要性を指摘

ドイツのオラフ・ショルツ首相は、G20サミットにおけるロシアの「孤立」という問題について、共同議論の重要性を指摘した。
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ドイツの記者団は、G20サミットの場でショルツ首相に対し「このサミットでロシアがどれだけ孤立しているか、どの国がまだロシアを支持しているか」と質問。ショルツ首相は「ここでは共同で議論することが重要だ」と語った。首相とメディアとのやりとりは、独フェニックス・テレビで生中継された。
また、ショルツ首相は次のように述べた。
「結局のところ、多くの国がここに集まっている。G20は、世界の人口の大部分と、世界の経済生産の大部分を代表している。この点で、ここでの合意や議論、論争は、今よりも状況を良くしていくためには必要なことだ」
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ショルツ首相によれば、現在は「深刻な状況」であり、それは「もちろん、ウクライナに対するロシアの戦争の結果である。」ショルツ首相は「だからこそ、我々はウクライナ問題やロシアの孤立という問題について話し合う必要がある」と述べた。
ドイツ通信社(DPA)が報じたところによると、ショルツ首相は、ロシアのプーチン大統領がG20サミットに参加しないという決定について遺憾に思っているという。
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