G20でロシアを孤立させられなかった ショルツ独首相

ショルツ独首相はバリでのG20サミットでロシアを孤立させることはできなかったと認めた。ドイツ通信社(DPA)が報じた。
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DPAは、G20のなかにはロシアのウクライナにおける特殊軍事作戦を「非難することを拒否する」諸国が存在すると指摘している。ショルツ首相自身は、ロシアのプーチン大統領とはコンタクトを続けることが重要との考えを強調した。
「軍事行動の始まる前、私はモスクワで彼(プーチン大統領)と長い時間話し合った。その後、しばらく時間が経過してから、今度は電話で会談を行っている。私はこれを続けていくつもりだ」ショルツ独首相はこう指摘した。
ショルツ独首相はまた、ロシア側からの「提示された平和はありえない」とし、再びロシアに対して、ウクライナ領からの自国軍の撤退を呼び掛けた。
【解説】世界経済の激動の中 インドネシアでG20サミットが開催
G20サミットはインドネシアのバリ島で11月15-16日に開催。今回、ロシア代表団はセルゲイ・ラブロフ外相が団長を務めている。
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