米国で8日に行われた連邦議会の中間選挙では上院の100議席のうち35議席と、下院の435議席すべてが改選され、現在も開票作業が続いている。米CNNテレビは野党・共和党が下院で過半数の218議席を獲得することが確実となったと報じている。上院では与党が50議席、野党が49議席を確実にしている。
「ねじれ」の状態が確実になったことを受け、バイデン大統領は声明を発表した中で下院のケビン・マッカーシー院内総務を祝福し、「労働する家族の結果を保証するべく共和党と協力する用意がある」と表明した。
共和党が下院で多数派となるのは4年ぶり。現時点で民主党は下院で208議席を確実にしており、残る9議席で勝敗が決していない。
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