2022年7月末、久保田さんは現地の抗議デモを撮影中にミャンマー当局に拘束された。同年10月、ミャンマーの軍事法廷は、久保田さんに電子通信に関する法律違反で禁錮7年、扇動罪で禁錮3年の判決を言い渡した。国軍は外国人を含む約5800人の政治犯らを恩赦で解放すると明らかにした。この外国人の中には、久保田さんの他にアウン・サン・スー・チー氏の経済顧問を務めていたオーストラリア人のショーン・ターネル氏、元駐ミャンマー英国大使のビッキー・ボウマン氏が含まれているという。これよりも前、ミャンマー当局はAFP通信の取材に対し、釈放はミャンマーの国民の祝日(11月17日)に合わせて行うと明らかにしていた。