米メタ、ユーザーアカウントの不正使用で従業員解雇

フェイスブックを運営する米メタ(ロシアでは過激派組織に認定)は、ユーザーアカウントを不正使用したとして最大20人の従業員を解雇または懲戒処分にした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が17日、事情に詳しい関係者の話を引用して報じた。
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解雇されたメタの従業員は、ユーザーがパスワードやIDを忘れたり、アカウントをハッキングされた場合に支援する同社の内部メカニズムへのアクセス権限をハッカーに提供して数千ドルの賄賂を受け取っていたという。
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メタの広報担当者、アンディストーン氏によると、解雇を巡る状況はその仮想プラットフォームに30億人超のユーザーが登録していながら完全なカスタマーサービスのないメタが直面している複雑な問題を描き出している。
メタは、このようなスキームの参加者に対して今後も措置を講じるほか、将来的にカスタマーサービスも強化する方針だという。
スプートニク通信は先に、韓国の個人情報保護委員会が14日、ユーザーの同意なく個人情報を収集するなど、個人情報保護法に違反したとして米グーグルとメタに計1000億ウォン(約100億円)の課徴金を科すことを決めたと報じた。
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