トルコ、シリアとイラクで空爆 クルディスタン労働者党に対して

トルコ政府は、同国で禁止されているクルディスタン労働者党 (PKK) のシリア支部に対して、シリア北部とイラク北部で空爆を行っている。トルコのアナドル通信社が同国国防省の情報を引用して報じている。
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報道によると「トルコはシリア北部とイラク北部で、クルディスタン労働者党(PKK)およびクルド人民防衛隊(YPG)のテロリストの標的に空爆作戦を実施している。」
これに先立ち、クルド人組織であるシリア民主軍(SDF)の報道官は、トルコがSDFの支配下にあるシリア北部国境のコバニに対して空爆を行っていると明らかにした。
トルコのスレイマン・ソユ内相は、13日にイスタンブール中心部で起きたテロについて、テロの指示はコバニからなされ、犯人はシリア北西部アフリーンを経由してトルコ領内に侵入した疑いがあると報告した。トルコでは13日、イスタンブール中心部の観光向け歩行者天国であるイスティクラル通りで爆発が発生。6人が死亡、81人が負傷した。テロの容疑者は拘束され、PKKとのつながりを自供した。
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