中国の習主席 バイデン米大統領に中国の主要なレッドラインを示す

台湾問題は、中国政府と米国政府の関係におけるレッドラインである。中国外交部(外務省)のウェブサイトでは、習近平国家主席がG20首脳会議で米国のジョー・バイデン大統領との首脳会談で語った言葉が掲載されている。
この記事をSputnikで読む
そのウェブサイトでは、「中国の指導者は、台湾問題は中国の核心的利益であり、政治的基盤であり、誰であっても越えてはならない重要なレッドラインであることを明確にした」と記されている
また、習氏はその会談で、国際関係の規範と「3つの共同コミュニケ」を順守することが、両国関係において最も重要な保護と保険であることに変わりはないと強調した。
【視点】日中首脳、2国間関係の目標と「レッド・ライン」を確認
中国政府は台湾の主権を認めず、台湾を自国の領土とみなしており、世界が「一つの中国」という政策を尊重するように求めている。米国は形式的にはこの原則を守っているが、実際には台湾と積極的に関わりを持っている他、兵器を定期的に供給している。
関連ニュース
米中対立のなか、軍事ポテンシャルを高める北朝鮮 露専門家が語る
「こんなことをすべきではない」 中国の習国家主席 会談がマスコミに漏洩したとしてカナダ首相を痛烈に非難
コメント