共同通信によると、松本氏は記者団に対し「大変重責だ。しっかり負託に応えることが何よりの使命だ」と述べた。
また松本氏は、岸田首相から地方行財政とデジタル田園都市国家構想、情報通信など幅広く総務行政の課題を前進させるよう指示があったと明らかにした。
寺田氏は20日夜、後援会の政治資金収支報告書の記載漏れが次々と表面化しており、政治資金規正法を担当する総務省の大臣としては不適格だとする野党の批判を受け、岸田首相に辞表を提出した。
岸田内閣では、10月24日に山際大志郎前経済再生担当相が、11月11日には葉梨康弘前法相が辞任しており、1ヶ月間で3人の閣僚が交代する事態となった。
岸田内閣の支持率は、旧統一教会をめぐる問題を受け、ここ数ヶ月、極めて低い水準にある。世論調査では、内閣支持率は30~38%程度にとどまっている。
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