インドネシア・ジャワ島でM5.6の地震 162人死亡

インドネシアで21日、首都・ジャカルタから南東に約100キロの西ジャワ州チアンジュール県を震源とするマグニチュード5.6の地震があった。現地メディアによると、これまでに少なくとも162人が死亡し、326人が重傷を負った。軽傷者も含めると負傷者は700人以上という情報もある。
この記事をSputnikで読む
現地メディア「Metro TV」などによると、地震は現地時間21日午後1時21分(日本時間同日午後3時21分)に発生。震源の深さは約10キロと比較的浅く、大きな揺れが起こった。
SNS上では、この地震の影響で倒壊した建物や地震直後の街の様子をとらえたとみられる映像が投稿されている。
チアンジュール県はジャカルタの南東約100キロ、西ジャワ州に位置する。近郊にはヒンドゥー教時代の遺跡もあるという。
インドネシアでは18日にも、スマトラ島西方沖200キロを震源とするマグニチュード6.6の地震があったばかり。
また、同国は歴史的にみても幾度も大地震の被害に遭ってきた。2004年のスマトラ島沖地震ではインド洋の周辺国を含めて22万人が死亡したといわれている。
関連ニュース
ギリシャ・クレタ島付近でM5.5の地震
極東カムチャツカ クリュチェフスカヤ火山の噴火が始まる
コメント